耳の穴をふさがず、空気の振動で音を届ける空気伝導イヤホン。周りの音を聞きながら音楽を楽しめる6台を、音漏れや装着感で見比べて紹介します。
この記事で紹介する空気伝導イヤホン6選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | SONY LinkBuds Clip WF-LC900 | ![]() |
音漏れ低減モードが使える | Amazon楽天 |
| 2位 | SONY LinkBuds Open WF-L910 | ![]() |
輪っか構造で開放感が強い | Amazon楽天 |
| 3位 | SONY Float Run WI-OE610 | ![]() |
走りに向いた耳の前置き型 | Amazon楽天 |
| 4位 | Victor HA-NP1T-H | ![]() |
4.9gの軽さと明るい中高音 | Amazon楽天 |
| 5位 | ambie sound earcuffs AM-TW02 | ![]() |
アクセ感覚の軽い着け心地 | Amazon楽天 |
| 6位 | Anker Soundcore C40i | ![]() |
価格の割にクリアな音 | Amazon楽天 |
空気の振動で聴く 空気伝導イヤホンってどんなもの?
空気伝導イヤホンは、耳元の小さなスピーカーから空気の振動で音を届けるタイプです。耳の穴をふさがないので、走りながら車の音を聞いたり、家事をしながら家族の声に返事をしたりできます。
こめかみの骨を震わせる骨伝導とは違って、いつものイヤホンに近い聴き心地なのが持ち味です。くすぐったい振動がなく、音楽もほどよく楽しめるので、ながら聴きの入り口として選びやすいタイプです。

空気伝導と骨伝導って混ざりがちですよね。ボクは音楽もそこそこ楽しみたい派なので、いつものイヤホンに近い空気伝導のほうが好みでした。
買う前に見たい 空気伝導イヤホンの選び方
まず気にしたいのは音漏れの少なさです。指向性を絞ったり逆位相の音でもれを打ち消したりする機種は、静かな場所でも近くの人に気づかれにくく安心して使えます。
次に着け方のタイプ。耳をはさむイヤーカフ型は軽くて手軽、耳の前に置く耳掛け型は走ってもずれにくい傾向があります。ふだん使いか運動かで、選ぶ形が変わってきます。
耳をふさがず聴ける 空気伝導イヤホンのおすすめ6選
1位 SONY LinkBuds Clip WF-LC900 空気伝導イヤホン

ソニーのLinkBuds Clipは、私がオフィスと在宅の行き来でいちばん出番の多い一台です。タップでスタンダードと音漏れ低減のモードを切り替えられて、静かな会議室では低減モードにすると周りに気をつかわずにすみます。音漏れを抑えるモードを積んでいて、仕事場での使いやすさが際立ちます。
DSEEという機能で圧縮された音源も自然に聴かせてくれて、通話の声も届きやすいです。本体だけで約9時間もつので、朝つけて夜まで充電を気にせず過ごせました。
惜しいのは、充電ケースが少し大きめなこと。ポケットに入れると存在感があります。それでも音と使い勝手のバランスは頭ひとつ抜けていて、正直これ一台で十分と感じました!!
音漏れ低減モードと通話の強さが自慢
2位 SONY LinkBuds Open WF-L910 空気伝導イヤホン

LinkBuds Openは、中央に穴のあいた輪っかのようなドライバーが目を引くモデルです。レビューでは「まわりの音がとても自然に入ってくる」「長時間でも耳が痛くなりにくい」という声が集まっていました。
スマホとパソコンを同時につなげるマルチポイントに対応し、防滴仕様なので汗や小雨も気になりません。開放感を大切にしたい人からの評価が高い一台です。
ただ、輪っか構造で耳を密閉しないぶん、低音の迫力は控えめという意見もありました。ズンズン響く音が好きな人には物足りない場面があるかもしれません。
輪っか構造で開放感の強い聴き心地
3位 SONY Float Run WI-OE610 空気伝導イヤホン

Float Runは、私がジョギングで気に入って使っている耳の前にスピーカーを置くタイプです。耳をはさまず、耳の少し前で音が鳴るので、走って汗をかいても外れず、こめかみへの圧もありません。
左右がバンドでつながっているので、片方をなくす心配がないのも走る人にはうれしいところ。音も骨伝導より素直で、ランニングのおともにちょうど良い聴き心地でした。
気になるのは、バンド型なので帽子やパーカーのフードと少し干渉すること。装備を重ねる日は着ける順番を工夫すると落ち着きます。運動用と割り切ると力を出しやすい一台です。
耳の前で鳴らす、走りに向いたバンド型
着け方や音の傾向は、文字だけだと伝わりにくいものです。比較動画で装着の様子や鳴り方を見ておくと、買ってからのギャップが減りますよ。

走るのが好きならFloat Run、仕事の通話が多いならLinkBuds Clip、という感じで使い道で分けると選びやすいですよ。
4位 Victor HA-NP1T-H 空気伝導イヤーカフ型イヤホン

VictorのHA-NP1T-Hは、片耳4.9gという軽さと、ニッパー犬ロゴのおしゃれなデザインが目を引くイヤーカフ型です。8色のカラー展開で、音アクセという言葉どおりファッション感覚で選べます。
レビューでは「中高音が明るくてボーカルが聴き取りやすい」「物理ボタンで誤操作が少ない」という声が多め。マルチポイントにも対応していて、ふだん使いで困る場面が少ない一台です。
その一方で、初期設定だと低音の厚みは控えめという指摘もありました。イコライザーで低音を足すと迫力が出るので、重低音が好きな人はひと手間かける前提で選ぶと安心です。
4.9gの軽さと明るい中高音が持ち味
5位 ambie sound earcuffs AM-TW02 空気伝導イヤーカフ型イヤホン

ambieのイヤーカフは、イヤリングのように耳につまむデザインが目を引きます。販売店のスタッフに聞くと、見た目のかわいさで選ぶお客さんが多いそうです。
口コミでは「着けていることを忘れる軽さ」「耳が痛くならない」という声が目立ちました。前のモデルよりイヤーピースの固定が良くなっていて、ファッションのアクセントとして楽しめます。
その半面、レビューには「低音は軽め」「風の強い日は音が聞こえにくい」という意見もありました。がっつり音に浸るより、ながら聴きに割り切って使うほうが向いています。
アクセサリー感覚で着けられる軽量モデル
6位 Anker Soundcore C40i 空気伝導イヤーカフ型イヤホン

AnkerのC40iは、家の中で試しに使ってみたイヤーカフ型です。大きめのドライバーのおかげか、耳をふさがないのに音がクリアで、この価格帯にしてはしっかり鳴るなと感じました。
ボタン操作で誤タッチが少なく、USB-C充電で最大21時間ほど使えます。ガジェットの定番Ankerらしく、品質面で安心して選べるのもうれしいところです。数千円台でこの音のクリアさは、初めての一台としてかなり狙い目です。
気になる点は、静かな場所だと小さめの音量でもわずかに音漏れすること。オフィスで使うときは音量を控えめにすると安心です。ふだん使いの入門機として力を出しやすいタイプです。
価格の割にクリアな音の入門機
6モデルを見比べる 空気伝導イヤホン比較表
使う場面で選びやすいように、着け方や再生時間に加えて、音漏れのしにくさと運動での外れにくさも星で並べました。
| 商品名 | 着け方 | 連続再生 | 音漏れのしにくさ | 運動での外れにくさ |
|---|---|---|---|---|
| SONY LinkBuds Clip | イヤーカフ型 | 約9時間 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| SONY LinkBuds Open | 耳掛け型 | 約8時間 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| SONY Float Run | 耳の前置き型 | 約10時間 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Victor HA-NP1T-H | イヤーカフ型 | 約8時間 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ambie AM-TW02 | イヤーカフ型 | 約6時間 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| Anker Soundcore C40i | イヤーカフ型 | 約8時間 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
空気伝導を気持ちよく使うためのひと工夫
届いたら、まずスマホと結んでからメーカーの専用アプリを入れておくのがおすすめです。イコライザーで低音を少し足すだけで、耳をふさがないぶんの物足りなさがぐっと減ります。
屋外では、周りの音が聞こえてこその空気伝導です。音量を上げすぎると安全面の良さが消えてしまうので、車や自転車の気配に気づける音量に抑えておくと安心して使えます。
耳をふさがず、周りとつながったまま音を楽しめるのが空気伝導のいちばんの気持ちよさです。用途に合う一台が見つかると毎日が軽くなるので、気になったモデルをぜひ試してみてくださいね。
この記事の筆者について紹介します。
ムラサキしんオーディオ機器を長く見てきた筆者です。今回はメーカーや販売店へのリサーチと、手元での使用をもとに空気伝導イヤホンの使い勝手を紹介しました。読者目線での選びやすさを大事にしています。

