スコッチウイスキーは種類が多くて、どれから飲めばいいか迷いますよね。でも樽と香りの傾向をつかめば、自分好みの一本にぐっと近づけます。今回は入門から通好みまで、10本を飲み方つきで選びました。
この記事で紹介するスコッチウイスキー10選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | デュワーズ ホワイトラベル | ![]() |
ハイボール入門の定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | デュワーズ 12年 | ![]() |
まろやかで飲みやすい | Amazon楽天 |
| 3位 | バランタイン ファイネスト | ![]() |
バランスの良い定番 | Amazon楽天 |
| 4位 | バランタイン 17年 | ![]() |
王道の熟成ブレンデッド | Amazon楽天 |
| 5位 | グレンフィディック 12年 | ![]() |
シングルモルト入門の名品 | Amazon楽天 |
| 6位 | シーバスリーガル ミズナラ12年 | ![]() |
ミズナラ樽の和の香り | Amazon楽天 |
| 7位 | ボウモア 12年 | ![]() |
アイラの女王の甘い煙 | Amazon楽天 |
| 8位 | ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 | ![]() |
世界No.1流通のバランス | Amazon楽天 |
| 9位 | ラガヴーリン 16年 | ![]() |
どっしり重厚な上級アイラ | Amazon楽天 |
| 10位 | ザ グレンリベット 12年 | ![]() |
華やかなモルトの入り口 | Amazon楽天 |
スコッチは樽と煙で味の見当がつく
スコッチウイスキーの味を見分けるコツは、樽とピートの2つを見ることです。バーボン樽で寝かせたものはバニラや青りんごのような爽やかな甘さ、シェリー樽ならレーズンや黒糖のようなどっしり甘い風味になります。
ピートという泥炭を焚いた麦芽を使うと、燻製のようなスモーキーな香りがつきます。アイラ島の銘柄に多く、好みがはっきり分かれるところです。まずは煙の弱い飲みやすいものから入ると、失敗が少なくて済みます。

香りで選ぶスコッチウイスキーのおすすめ10選!ハイボールもロックも
第1位 デュワーズ ホワイトラベル 700ml

スコッチの入り口として、これ以上ないくらい飲みやすい一本です。実際にハイボールにすると、香りがふわっと立ってスルスルと進み、家飲みが一気にバーの雰囲気になりました。クセが少ないので、スコッチが初めての人でも身構えずに楽しめます。
正直、複雑な余韻をじっくり味わうタイプではありません。ただ、気軽にゴクゴク飲みたい日の相棒としては、価格も手頃で文句なしです。
ハイボール入門にちょうどいい定番
第2位 デュワーズ 12年 700ml

ホワイトラベルをもう一段まろやかにした、上位の12年です。ロックでゆっくり飲むと、蜜のような甘さと丸みが舌に広がって、ちょっと贅沢な気分になりました。ハイボールでも上品にまとまり、来客のときに出しても喜ばれます。
気になるのは、ホワイトラベルより値が上がること。毎日というより、少し落ち着いて飲みたい日のご褒美として置いておくと満足度が高いです。
まろやかで上品な家飲みの一本
第3位 バランタイン ファイネスト 700ml

世界中で愛されるブレンデッドの定番です。多くの原酒を混ぜているだけあってバランスがよく、角のない飲み口が心地いいです。水割りでもハイボールでも崩れないので、その日の気分で飲み方を変えられるのがうれしいところでした。
惜しいのは、良くも悪くも優等生すぎて、強い個性を求める人には印象が薄いこと。ただ、家に常備しておく一本としては、この安定感がかえって頼りになります。
角のない飲み口で常備に向く定番
第4位 バランタイン 17年 700ml

スコッチの王道として名前が挙がる、熟成ブレンデッドの名品です。ストレートで少し口に含むと、蜂蜜や熟した果実の香りが幾重にも重なって、しみじみ良いものを飲んでいると感じました。特別な日に開けたくなる一本です。
正直、価格はそれなりにするので、普段飲みには少し贅沢です。誕生日や記念日など、ここぞという場面でゆっくり味わうのがこの銘柄の似合う飲み方です。

特別な日に開けたい熟成ブレンデッド
第5位 グレンフィディック 12年 700ml

シングルモルトの出荷数で長く1位を守る、入門の名品です。洋梨や青りんごを思わせる爽やかな甘さがあって、モルトはこう飲むのかと初めてでも分かりやすかったです。ロックでもハイボールでもきれいにまとまり、飲み飽きません。
難点は、個性が強いモルトを期待すると穏やかに感じること。ただ、その飲みやすさこそが、シングルモルトの世界への一歩をやさしく踏み出させてくれます。
シングルモルト入門にやさしい名品
第6位 シーバスリーガル ミズナラ12年 700ml

日本のミズナラ樽で仕上げた、和の香りをまとう特別なシーバスです。ひと口飲むと、白檀のようなオリエンタルな香りとまろやかな甘さが広がって、思わず背筋が伸びました。和食との相性がよく、食卓に静かな高級感を添えてくれます。
気になるのは、通常のシーバスより少し値が張ること。とはいえ、この個性的な香りは他ではなかなか味わえないので、香りを楽しみたい人には十分に価値があります。
ミズナラ樽の和の香りが楽しめる
第7位 ボウモア 12年 700ml

アイラの女王と呼ばれる、スモーキーなのに甘い名品です。煙っぽさの奥にシェリー樽由来のフルーティな甘さが潜んでいて、スモーク系の入り口として本当に飲みやすいです。ロックにすると、潮の香りと甘みのバランスがじわっと開いてきます。
正直、燻製香が苦手な人には最初は強く感じるかもしれません。ただ、少し水を足すと角が取れて、煙の魅力にハマる入り口になってくれます。
スモーキー入門にやさしいアイラの名品
第8位 ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 700ml

世界で最も流通しているスコッチとして知られる一本です。四角いボトルと斜めのラベルはバーでもよく見かけますよね。フルーティなバランスの良さに、スコッチらしいほのかなスモーキー感が乗っていて、飲むたびに完成度の高さを感じました。
惜しいのは、煙の要素が少しあるので、まったくクセのないものを求める人には好みが分かれること。ハイボールにすると煙が和らいで、ぐっと親しみやすくなります。
世界No.1流通のバランスの良い一本
第9位 ラガヴーリン 16年 700ml

アイラの王者とも言える、どっしり重厚なスモーキーモルトです。グラスに注いだ瞬間から力強い煙の香りが立ちのぼり、ひと口含むと厚みのある甘さとスモークが押し寄せます。ストレートでちびちび舐めるように飲む時間は、まさに至福でした。
正直、これはスコッチにある程度慣れてからの一本です。初めての煙系にはガツンと来すぎるので、ボウモアあたりで煙に慣れてから挑むと、その真価がぐっと分かります。
慣れてから挑みたい重厚な上級アイラ
第10位 ザ グレンリベット 12年 700ml

政府公認第一号という由緒を持つ、シングルモルトの入り口として名高い一本です。華やかでフルーティな香りが心地よく、飲み疲れしないので毎日でも付き合えます。モルトってこんなに軽やかなんだと、最初の一本にちょうどいい驚きがありました。
難点は、穏やかな味わいなので、強烈な個性を求める人には物足りないこと。ただ、ここから飲み比べを始めると、他のモルトとの違いがよく分かる基準の一本になります。
飲み比べの基準になる華やかなモルト
香りとハイボールの相性で見比べる
言葉だけだと分かりにくいので、家で飲む目線で2つの軸に並べました。ハイボールでの映え具合と、スモーキーさの強さです。
| 銘柄 | ハイボール映え | スモーキーさ | タイプ |
|---|---|---|---|
| デュワーズ ホワイトラベル | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | 飲みやすいブレンデッド |
| グレンフィディック 12年 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | 華やかシングルモルト |
| ボウモア 12年 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 甘い煙のアイラ |
| ラガヴーリン 16年 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 重厚な上級アイラ |
スコッチを家でおいしく飲む工夫
同じ一本でも、飲み方で表情が変わります。ハイボールにするなら、グラスと炭酸をよく冷やして、氷をたっぷり入れてから静かに炭酸を注ぐと香りが飛びません。ストレートで強く感じるときは、少量の水を落とすと香りがふわっと開きます。
この動画では、12年熟成のシングルモルトの選び方が分かりやすく紹介されていて、飲み比べの参考になります。
あわせてそろえたいグラスとおつまみ
スコッチは香りの飲み物なので、口がすぼまったテイスティンググラスがあると香りの立ち方が変わります。ストレートやロックでじっくり飲むときほど、この差をはっきり感じられました。
おつまみは、ドライフルーツやビターチョコ、ナッツなど甘さと香ばしさのあるものが好相性です。煙の強い銘柄には、スモークチーズや生ハムを合わせると、味の輪郭がくっきりして楽しくなります。
この記事を書いた人
この記事の筆者は、ウイスキーを扱う酒販店のスタッフやバーテンダーへのリサーチをもとに執筆しています。
ムラサキしんお酒やグルメを得意とするプロライター。酒販店スタッフやバーテンダーへのリサーチをもとに、家飲みで役立つ情報を読者目線でまとめています。

