浄化槽のブロワーは1年中動きっぱなしなので、電気代と静かさで選ぶと後がぐっと楽になります。今回は交換用として選びやすい7台を、風量と口数の目線でそろえました。
この記事で紹介する浄化槽ブロワー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | フジクリーン EcoMAC80 | ![]() |
1口80Lの定番モデル | Amazon楽天 |
| 2位 | フジクリーン UniMB80 | ![]() |
2口で逆洗タイマー付き | Amazon楽天 |
| 3位 | テクノ高槻 XP-80 | ![]() |
丈夫なフィルターで長持ち | Amazon楽天 |
| 4位 | 安永 AP-80G | ![]() |
12方分岐が付いた1口80L | Amazon楽天 |
| 5位 | フジクリーン EcoMac40 | ![]() |
単独浄化槽向けの40L | Amazon楽天 |
| 6位 | 日東工器 メドーブロワ LA-80E | ![]() |
老舗メドーの1口80L | Amazon楽天 |
| 7位 | 安永 AP-40P | ![]() |
安永の1口40Lモデル | Amazon楽天 |
浄化槽ブロワーはなぜ止めてはいけないのか
浄化槽ブロワーは、浄化槽の中の微生物へ空気を送り続けて、汚れを分解する働きを支える大事な装置です。
ブロワーが止まると微生物が弱ってしまい、水がきれいにならず臭いの原因になります。だからこそ1年中動かし続けるのですが、その分だけ電気代もかかり続けます。

ずっと動いているものだから、少し電気代が安いモデルにするだけで、10年でけっこうな差になるんですよね。
だからこそ交換のときは、風量と口数を合わせたうえで、電気代の安さと静かさで選ぶのが賢いやり方です。まずは自分の浄化槽に合うタイプを知るところから始めましょう。
浄化槽ブロワーの選び方は口数と風量で決まる
選ぶときは「口数(1口か2口か)」と「風量(何L/min)」を今使っているものと合わせるのが基本で、ここさえ合えば大きく外しません。
単独浄化槽なら1口、合併浄化槽なら逆洗機能の付いた2口タイプが多いです。今付いているブロワーの本体に書かれた型式や風量を見て、同じ口数と風量のものを選べば間違いありません。
もうひとつ見ておきたいのがフィルターの丈夫さです。フィルターがすぐ傷むと交換の手間が増えるので、丈夫なメーカーを選ぶと長く楽ができます。次の章で具体的なモデルを紹介します。
浄化槽ブロワーのおすすめ7選!静かで電気代の安いモデルを比べた
ここからは、1口の定番から2口タイプ、単独浄化槽向けの40Lまで7台を順番に紹介します。今使っているブロワーの風量と口数に近いものを探してみてください。
第1位:フジクリーン EcoMAC80 80L/min

我が家の浄化槽で使っているのが、フジクリーンのEcoMAC80です。1口80Lの定番モデルで、消費電力が抑えられていて、交換用として最初に候補に挙がる一台です。
前のブロワーから替えたとき、運転音が静かになったのと、フィルターが丈夫で手入れが楽なのに驚きました。管理業者さんにも「フジクリーンは丈夫で外れが少ない」と言われて、選んで正解でした。
風量80Lの1口専用なので、2口の合併浄化槽には使えません。自分の浄化槽が1口の80Lタイプなら、まず候補にしていいくらい素直な一台です。
1口80Lの定番モデル
第2位:フジクリーン UniMB80 2口逆洗タイマー付ブロワ

合併浄化槽で使うなら、フジクリーンのUniMB80です。2口で逆洗タイマーが付いたタイプで、ばっ気と逆洗を自動で切り替えてくれる合併浄化槽向けのモデルです。
口コミでは「タイマーの動きが安定している」「電気代が思ったより安い」という声が見られます。合併浄化槽は2口タイマー付きが必要なことが多いので、その条件に合えば頼れる選択です。
2口専用なので、1口の単独浄化槽には使えません。今のブロワーが2口でタイマー付きなら、迷わずこのタイプから選ぶと安心です。
2口で逆洗タイマー付き
第3位:テクノ高槻 XP-80

フィルターの丈夫さで選ぶなら、テクノ高槻のXP-80を使っています。1口80Lのモデルで、フィルターが長持ちすることで知られ、手入れの回数を減らしたい人に向いています。
実際に使っていて、フィルターがなかなかへたらないので掃除が楽だと感じます。管理士さんの間でもテクノ高槻はフィルターが丈夫という評判で、長く安心して使えています。
基本性能は素直で派手さはありません。それでも、交換の手間を減らして長く使いたい人には、地味に効いてくる堅実な一台です。
丈夫なフィルターで長持ち
第4位:安永 AP-80G 12方分岐装置付き

分岐までまとめてほしいなら、安永のAP-80Gです。12方分岐装置が付いた1口80Lのモデルで、空気を複数に分けて送りたい場面まで一台で用意できるのが持ち味です。
販売店に聞くと、分岐が必要な設置で選ばれることが多いとのことでした。安永は水処理機器の老舗で、ブロワー自体の作りにも定評があります。
ひとつ注意したいのが、安永のフィルターは4年前後で交換が必要になりやすい点です。その手間を許容できるなら、分岐までそろう手軽さは大きな魅力になります。
12方分岐が付いた1口80L
第5位:フジクリーン EcoMac40 40L/min

単独浄化槽の交換用なら、フジクリーンのEcoMac40です。1口40Lの小型モデルで、みなし浄化槽と呼ばれる単独浄化槽の交換用にちょうどいい省エネタイプです。
実家の単独浄化槽で使っていますが、風量が控えめなぶん消費電力も小さく、電気代の負担が軽いのが助かります。フジクリーンらしくフィルターも丈夫で、手入れが楽でした。
40Lの1口専用なので、合併浄化槽や大きめの浄化槽には風量が足りません。単独浄化槽で今40Lのブロワーを使っているなら、素直な交換候補になります。
単独浄化槽向けの40L
第6位:日東工器 メドーブロワ LA-80E

老舗の安心感で選ぶなら、日東工器のメドーブロワLA-80Eです。古くから浄化槽ブロワーを手がけるメドーの1口80Lで、実績のある堅実な作りが持ち味です。
口コミでは「メドーは昔から使われていて信頼できる」という声が目立ちます。長年の実績があるので、迷ったときの無難な選択肢として名前が挙がりやすい一台です。
ただしメドーのフィルターは4年前後で交換が必要になりやすいので、そこは頭に入れておきたいところです。実績を重んじる人には、変わらない安心感が魅力になります。
老舗メドーの1口80L
第7位:安永 AP-40P

単独浄化槽で安永を使いたいなら、AP-40Pです。1口40Lのモデルで、水処理の老舗である安永が手がける、単独浄化槽の交換用に選びやすい一台です。
販売店へのリサーチでは「安永の40Lは入手しやすく交換用に選ばれる」という話がありました。ブロワー本体の作りはしっかりしていて、安定して動く点が評価されています。
安永共通の注意点として、フィルターは4年前後で交換が必要になりやすいです。その手入れさえこまめにできれば、単独浄化槽の交換用として堅実に働いてくれます。
安永の1口40Lモデル
浄化槽ブロワーを電気代と静かさで並べてみた
数字だけだと選びにくいので、実際に使ったりリサーチしたりして感じた「静かさ」と「電気代の安さ」も入れて並べました。
| 商品名 | 口数 | 風量 | 静かさ | 電気代の安さ |
|---|---|---|---|---|
| フジクリーン EcoMAC80 | 1口 | 80L | ★★★★★ | ★★★★★ |
| フジクリーン UniMB80 | 2口 | 80L | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| テクノ高槻 XP-80 | 1口 | 80L | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 安永 AP-80G | 1口 | 80L | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| フジクリーン EcoMac40 | 1口 | 40L | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 日東工器 LA-80E | 1口 | 80L | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 安永 AP-40P | 1口 | 40L | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
こう並べると、電気代と静かさで選ぶならフジクリーンが頭ひとつ抜けていて、分岐や実績を重んじるなら安永やメドーという住み分けになります。まずは口数と風量を合わせて、その中で電気代の安いものを選ぶと失点しません。
浄化槽ブロワーを長持ちさせる置き方とフィルター
長く使うコツは「防振パットで振動を抑えること」と「フィルターのホコリをこまめに払うこと」の2つです。この2つで音のトラブルも故障も減らせます。
ブロワーを地面に直置きすると、振動が響いて夜に音が気になることがあります。下に防振パットを一枚かませるだけで、共振の音がぐっと静かになります。
フィルターは、ホコリやゴミがたまると目詰まりして浄化槽の働きが落ちます。ときどき外してホコリを払っておくだけで、寿命がぐっと延びます。フジクリーンやテクノ高槻は丈夫ですが、安永やメドーは4年前後で交換を見ておくと安心です。

古いブロワーを新しい省エネモデルに替えたら、電気代が下がって10年でこんなに差が出るなんて、びっくりですよ!!
正直、以前は「動いていればどれでも同じ」と思っていたんですが、電気代とフィルターの丈夫さで、こんなに差が出るとは思いませんでした。交換のときこそ選び方が効いてきます。
浄化槽ブロワーと一緒にそろえたい防振グッズ
本体とあわせて「防振パット」と「浄化促進剤」を用意しておくと、音とにおいの心配をまとめて減らせます。
防振パットはブロワーの下に敷くだけで振動を吸収してくれます。夜間の音が気になる住宅地では、これがあるかないかで安心感がかなり変わります。
においが気になるときは、トイレから流すだけの浄化促進剤で微生物を足してあげると落ち着きます。まとめて買っておくと送料の節約にもなります。
ここまで7台を紹介してきました。電気代と静かさで選ぶならフジクリーン、フィルターの丈夫さならテクノ高槻、分岐や実績で選ぶなら安永やメドー、と自分の浄化槽に合わせて選べば失点しません。あなたの家に合う一台が見つかれば嬉しいです。
●ムラサキしん
ムラサキしんDIY工具やガーデン用品を得意とするプロライター。この記事の筆者は、自宅の浄化槽ブロワーを実際に使いつつ、浄化槽の管理業者や販売店への取材とリサーチをもとに執筆しています。読者目線での選びやすさを大切にしています。

